いつものにんにくとは一味違う。旬が短い新にんにくについて紹介します。
新にんにくとは?
旬の時期
にんにくは5月中旬~6月にかけて収穫が行われます。
その後、吊り下げたりして乾燥させ水分を飛ばしした物が、スーパー等でよく見るにんんくです。
乾燥させない状態で出荷される物が新にんにくとして並びます。
にんにくの産地
国内で出回る国産にんにくの70%は青森県産です。
青森のにんにくは主にホワイト六片(ほわいとろっぺん)という品種が栽培されています。
ホワイト六片は、ひとつのにんにくが、大粒な4~6の片で形成されており、大粒なのが特徴です。
にんにくの産地が西から東に移行していきますので、新にんにくの出始めは九州からになります。
ちなみここれは広島県産です。
普通のにんにくとどう違う?
乾燥させていないため、水分量が多く、みずみずしく触感が最高です。
そして匂いが次の日に残らないのが特徴です。
紫色は大丈夫?
新にんにくの皮の紫色は、アンソシアニンの作用で問題はありません。
にんにくに含まれる鉄分と、アルキルサルファイド化学物が反応して起こるものです。
皮を剥けばなんの問題はありません。
その素晴らしき栄養素
にんにくはねぎ類の中でもっとも多く、アリシンを含みます。
そしてアリシンは体内でビタミンB1と結合すると疲労回復の効果があります。
にんにくはそのビタミンB1も多く含む野菜のため一石二鳥です。
これがにんにくがスタミナ野菜と言われる結言です。
保存方法は?
新聞紙に包んで、冷蔵庫で保管して下さい。
ポリ袋のような通気性の悪い物で保管すると、冷蔵庫に入れていてもカビがきてしまいますので気を付けて下さい。
またすぐに使わない場合は通気の良い所で乾燥させましょう。
おすすめの食べ方は?
その美味しさを生かすために丸ごと調理がおススメです。
ホクホクでみずみずしく上品なニンニクの香り。
新にんにくをホイル焼き
・まず皮を剥きます。
・さらに皮を剥き、身を取り出しバラバラにします。
・アルミホイル容器作り
ゴマ油を入れます。しっかり浸かるぐらい入れて下さい。写真のように半分浸かるぐらいにするとひっくり返す手間がうまれて大変でした。
・フライパンの上でグツグツ。
全体的に色目がつくまで加熱します。箸や竹串をさしてスーと入れば完成です。
お好みで塩をふって下さい。
まとめ
旬が短く、にんにく本来の甘味、やさしい香りでみずみずしい新にんにく。
料理におつまみに是非どうぞ。
新にんにくは水分が多く、翌日匂いは残りにくいですが、美味しすぎて全部一人で食べてしまったので明日が大変かもです(笑)
いつものにんにくとは一味違う新にんにくを是非ご賞味あれ。
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